今更ライトノベル終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?11巻(最終巻)読みました。
2021年7月30日発売のライトノベルの感想ということで、まったく今更ではありませんね(笑)
おそらく最初で最後の最新情報です。
あと、このシリーズは既刊についても感想を書いていく予定です。
大好きなシリーズでした。完結本当にお疲れ様でした。
以下の3点にご注意ください。
・今回は少しネタバレあります。ネタバレ断固拒否の方はブラウザバック推奨です。
・本ブログはあくまで筆者の感想です。
・必ず良いと感じた点、悪いと感じた点を書くように心がけています。自分の好きな作品を批判されたくないという方はブラウザバック推奨です。
・筆者の事前知識
シリーズ第1部5巻、第2部10巻、短編集1巻、外伝2巻すべて読了済み、TVアニメ版も視聴済みです。
かなり思い入れのある大好きな作品であり、最終巻を読むにあたっての心境は楽しみ半分寂しさ半分といった感じでした。
・感想
盛大に何も終わらないまま終わりました(笑)
後味が悪いとか、号泣するとか、そんなことはなく、じわっとした寂しさとぬくもりが残るような本シリーズらしい優しい終わり方だったと思います。
・良いと感じた点
ユーディアとアルミタです
この二人はダブルミーニングで、ビジュアルが1部のヒロインのクトリと2部のヒロインのラキシュで、戦闘シーンではヴィレムとリーリァというこれまでのシリーズを総括するようなキャラでした。
ほとんどストーリー的に進展のなかった第2部9巻から急にスポットされ始めるのですが、9巻丸々1冊使って掘り下げた分、感情移入できて非常に良かったです。
・悪いと感じた点
何も解決してなさ過ぎて打ち切りエンドっぽさが多少あるところです。
ぱっと思いつく未解決の課題を列挙すると・・・
・今後も<最後の獣>が生まれる可能性がある
・浮遊大陸群の落下は避けられない
・結局妖精兵は兵士として必要
第2部6巻くらいの状態に戻っただけなので、後日談が非常に欲しいです。
・最後に
ヴィレムは別世界へ行ってしまいましたが、ヴィレムに思いを寄せていたアイセアやナイグラートが別れをどう感じたのか、後日談で語ってほしいです。
あと、フェオドールはティアット、マルゴと泥沼の三角関係に突入ということでこの後どうなるのか(笑)
茶化しましたが、本書のラストはシリーズの完結巻でありながら、第2部の主人公であるフェオドールとティアットの物語の完結巻だったんだなと印象付けられる良いシーンでした。
故にシリーズ完結巻として語られていないことが多すぎるのでほんと後日談がめちゃくちゃ欲しいです。枯野先生お願いします(笑)
・終末なにしてますか?シリーズ公式サイト
・ブログ主の紹介及びブログの趣旨